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山田の美容師としての考え【長編】

いつもブログを見ていただきありがとうございます!

今回は山田の美容師としての考えを存分に書いていきます。

正直に書いていきますね!

 

世の中に25万件ある美容室、50万人いる美容師の中のたった一人の考え方です。

50万人いれば50万通りの考え方があるので、

(あぁ、こんな考え方してんだな。)

くらいに思っていただければいいかなと思います。

 

長いですが、良かったらぜひ。

 

美容師について

私、美容師になり14年が経ちました。

一括りにされる職業の美容師ですが、

美容師といっても世の中にはいろんなタイプの美容師が存在し、ヘアセットが得意縮毛矯正が得意ブリーチが得意”“ヘアセットが得意”など最近では特定の技術に特化した美容師も存在します。

 

また技術だけじゃなくてもスタイルを作る上で、自分の得意なスタイルをおすすめする提案型や、お客様の髪の悩みを聞いて相談しながらスタイルを作る悩み解決型もいたり。

 

ヘアデザインが好き!っていう美容師もいれば、

ケミカル(薬剤)、成分が好きっていうマニアックな美容師もいます。(←意外と珍しくないんですよ。)

 

さらに言うなれば、切りたがりの美容師や、明るく染めたがりの美容師、軽くしたがりの美容師もいたりしますし、表面上の変化を求めず質を高める美容師もいますし、施術中も会話を楽しむ美容師がいたり、無言の美容師もいますし、スピーディーな美容師もいれば、丁寧に落ち着いている美容師もいます。

 

そんないろんなタイプの美容師がいますが、世の中の美容師でこれが正解の美容師ですっていうのはありません。

 

美容師の良い、悪いは一人一人のお客様が決めることであって、売り上げが高い美容師が良いと言うものでもなく、逆に売り上げが低い美容師が悪いと言うわけでもない。

 

いろーーーーーんな美容師がいるのです。

(でも売り上げが高いであろう有名美容師さんの作るスタイルってやっぱり素敵!!尊敬!!)

 

何を目指してお客さんをきれいにするのか

んで、僕の場合、一番大事にしているのはお客様本人のなりたい像。お客様のなりたい像になるためのお手伝いをすることですね。

 

先ほど書いたタイプで言えば“お悩み解決型”が近いかもしれないですね!

 

それとナチュラルな状態できれいを保つ、ということを意識しています。

ナチュラルっていうのはブローをした後、ささっとスタイリング剤を付けただけ、ということ。コテでセットしなくてもきれいでいられる状態ですね!

アイロン、コテを上手に使えばカットがあまり上手じゃなくてもセットである程度いい感じに見せれますからね。

どこまで目指すかにもよりますが、“ドライヤーだけできまる”を目指しています。

(ナチュラル=寝起きで全く何もしないということではありません。寝た時に枕に接したところが潰れてしまうのでそこは必ず直してもらう必要はあります。寝癖は絶対直して!!)

 

お店に来てもらって担当させてもらい、髪を切らせてもらってその場の仕上がりを喜んでもらうのはこちらとしても本当に嬉しいし楽しいんですが、僕の中では髪の毛はお客様のものというふうに考えていて(もともとそうなんだけど。)、普段家で手入れやセットするのはお客様なので、普段の手入れやセットの悩みを解決できればと考えています。

お客様自身が次の日の朝セットしてみたら(なんかやりやすい!)って感じてもらうのがベストですね!

まだ担当するのが23回目のお客様には「お家でのやりやすさはどうでしたか??」と聞くようにしています。

 

山田が提案する場合は・・・。

お客様のなりたい像を目指すといっても、もちろん提案することもあります。

ノープランで来るお客様も珍しくないですしね。

 

僕がスタイルやカラーリングを、提案する場合ですが、

出来るだけきれいが長持ちするスタイル、カラーを提案するんですが、お客様の来店周期によっても判断したりします。

1回美容室に来る方と、3ヶ月に1回しか来ない方では提案する内容が違ってきます、僕の場合は。

スタイルで言えばレイヤーの入ったショートスタイルは比較的短い期間でスタイルが崩れてしまいます。切りたては頭の形に合わせて切ったり重さを調整しますが、スタイル的に崩れるのが早いのは仕方のないこと。

それを1ヶ月でメンテナンスするか、3ヶ月に放っておくかではきれいを保てる度合いが違いますよね。

 

カラーの明るさでも、明るければ明るいほど根元が伸びたのが気になるのが早くなってしまいます。それを目立ちすぎる前に染めるか、しばらく放置してから染めるかでは見た目も、美容師側の難易度も変わってくるのです。

 

なので、短い期間で通ってくださるお客様にはスタイルもカラーも幅広く提案できるし、期間が長めのお客様には、出来るだけスタイルのもち、色もちを考えて、レイヤーがあまり入っていないスタイルや、カラーも比較的暗めの明るさを提案することが多いですね!

 

、とは言っても先程言ったとおり、髪はお客様のものなのでお客様の気分でスタイルも色も僕たちにやりたいを伝えてもらえれば全力で求めるものを作り上げます。

 

お客様に無理強いはしてないですが僕が個人的に目指しているのはナチュラルでもきれい。家で頑張らなくてもきれい、です。

頑張らなくてもいいとは言っても、寝起きで寝癖がついていたら直して欲しいですし、男性にはワックスを女性にはオイルなどで保湿はやって欲しいてますけどね!

 

きれいな状態を持続してもらために僕が何をしているかをカットとカラーとお手入れ方法で説明していきます。

 

きれいを長持ちさせるためのカット

まずカットについてですが、気をつけているのは軽くしすぎないこと。軽くする=削ぐ=短い毛が混ざる=パサつく&変なところにボリュームがでる&毛先がスカスカになる可能性が増えるので軽くしすぎは注意です。

「ドライヤーが大変だから」という理由で軽くして欲しい人は多いと思います。たしかに量が少なければ早く乾くと思います。でもそのかわり朝のセットでまとまりが悪くなってしまうでしょう。その結果、アイロンやコテの熱でまとめる徐々傷むまとまらないアイロンに頼るの悪循環に。

(今傷まないアイロンもあるんですけどね。)

あ、たまに初めてのお客様で「なんか変な感じにされちゃって。」と来店される時があるんですが、根元からごっそり髪の量を取られている時があるんですよね。そうなってしまうと短い毛が伸びるまで完全には修正できないので長い期間メンテナンスをし続けなければなりません。

ちなみに「予約しようと思ったんだけど取れなくて量をとってもらうだけだったんで前回他の美容室行っちゃいました!」と次に来店してもらった時に報告を受け、髪をチェックすると

(ああ。めっちゃ軽くされてる。。。結んだ時にピンピン出るパターンだ。せっかくきれいに伸ばしたのに。。。)っていうことも、思ったりもします。

これも、結局はお客さんが満足してればいいんですが違和感は感じているお客さんが多いので、好みはあるだろうけど、やはり髪の量も適量があるのです。

髪をきれいに伸ばすっていうのは育てるっていう感覚ですね。

(男性の場合はもともと根元から量をとることが多いのでショートスタイルの場合一回でほぼリセットされるので育てるという感覚はないですね(笑)毎回が勝負です!)

 

先ほども書いたように山田はお客様の髪をきれいに育てたいのです。育てるっていうのは、伸ばすっていう意味ではなくできるだけ傷ませないっていう意味が近いかもしれません。例えば1年間ずっと同じスタイルにしていても新しく健康な髪が生えてきていて、ダメージしている毛先を切っているのでちゃんとしたケアをすれば少しずつ髪はきれいになるのです。長さが変わらなくても僕が担当してから半年たって、「気づいたら最近髪がきれいになってるんですけどー!」っていうのが理想。自分がこれから担当させていただくお客様の髪が、山田が担当になったらツヤが出た、もちが良くなったと思ってもらいたいのです。

 

だから僕は「伸ばしてどうなりたいですか??」って質問することがよくあるんですが、目標が決まっていれば、その目標に行くまでのケアをお伝えするようにしています。

(文字にするとカタいな・・・。)

 

きれいを長持ちさせるためのカラー

次にカラーリングの説明です。

傷ませたくない、もちをよくしたい、ナチュラルなきれいさを求めるという理由からぜひ明るくしたいという人以外にはほとんど8トーンより下の明るさを提案します。

8トーンの薬で染めても色が落ちたら10トーンくらいの明るさになりますね。見た目もパサついて見えますしね・・・。)

あと根元はあえて少し暗め。太陽も電気の明かりも上から照らしてくるので分け目付近の根元が照らされ少し明るくなります。それを計算すると2トーンほど根元を毛先より暗めに薬を設定します。

それに根元が伸びた時も目立ちづらい。

根元中間毛先が常にグラデーションになるようにするのが、きれいを保つ秘訣。

(もし根元が毛先より明るくなった場合は、光でより根元が、明るくなり違和感のある明るさに。そして根元が伸びてきた時に黒明るい暗いでムラになります。)

 

ブリーチしてグレイっぽい感じにしたり、色味がわかりやすい感じにしてもステキですが色が落ちたらキンキンに明るくなってしまうので短い定期的に染めれる方でないとブリーチはおすすめしないですね、傷みますしね。

(学生さんで「一回やってみたい!」って人は賛成!一度体験してみましょう。)

 

お家でのお手入れ方法

最後にお手入れ方法ですが、

おうちでのお手入れが毎日のケアなのでチリツモです。毎日少しのダメージが気付いた時には大きなダメージになってしまうことも。(乾かさないで寝るっていうのが一番傷む。)そうなって一番困ってしまうのはお客様本人。次に困るのは担当美容師。(ダメージしてなければもっといい提案ができるのに!!)って思うこともあるので困る時もあります。

ということで必ずやってほしいお手入れは、必ずお風呂上がりは乾かすこと。まあ、みんなわかっているけどつい乾かさないこともあると思います。でも、絶対ちゃんと乾かして!一番大事だから。濡れた髪への摩擦はめっちゃ傷む。(大事なので回言いました。)

あと大事なのは髪、頭皮の保湿。そのために市販のシャンプーじゃなくて美容室のシャンプー使ってほしい。せっかくきれいに染まったカラーも市販のシャンプーでごっそり染料を洗い流してたらもったいないです。せっかくトリートメントしたのにごっそり栄養を洗い流したらもったいないのです。

決して、商品の売り上げが欲しいわけじゃない。きれいな髪を保つために必要なんです。

あとはオイルやクリーム。ドライヤーの前、お出かけ前にぜひつけてください。

ほんと毎日の積み重ねが大事。

習慣にすればそんなに難しいことじゃないんだけどなぁ。 

 

最後に

いろいろ書いたらめちゃめちゃ長くなりましたが、これは頑張って意識しているというより、自然と意識しちゃっていること。

好きでやっている美容師を続けたらこんなにも多くのことを考えて働いているようです。

今はマンツーマンで営業しているのでシャンプーから仕上げまで全ての技術を自分で担当していることでお客様の悩みを聞くようになったのが影響しているかもしれませんね。

 

今回かいたものは山田個人のことであって同じ店で働いているyukiも好きなこと得意なことは違います。

(yukiの場合はデザインカラーとかヘアセットが好きなんですよ、たぶん。ちなみに僕はヘアセットはやりません。)

お客様をきれいにしたい、満足させたいという目的に関しては一緒ですが、その方法や手段は多少違いますね。

すべてはお客様が満足するかどうかなのかなと思います。

 

美容師は髪の専門職です。

髪のことで困ったら相談してください。

髪型のことだけじゃなく、ケアの仕方なども。

世の中には専門職やがたくさんあります。

大工さんや歯医者さん、整体師さんなど。

なにか問題が起きた時や迷った時、

素人にはわからないけど専門職の人なら解決できることがあります。

自分だけで考えるより的確なやり方があるのです。

僕たちはお客様に正直に、誠実に対応してメニューからアイテムまで任せてもらう美容師を目指しています。

どうかこれからもよろしくお願いします。