カラーのオーダー、どうやって伝えます??

カウンセリングでのカラーのオーダーはどうやって担当者に伝えます??
・画像を見せる
・口頭で好みを伝える
・インスタのスタイル写真に書いてあったカラーの名前を伝える
・アッシュ系、ブラウン系など系統と明るさの希望を伝え、細かいところはお任せ
など、伝える方法は人それぞれ。
ただ、スタイル写真に書いてあったカラーの名前“だけ”を伝えるのはやめましょう。
カラーのネーミングはひとりの美容師が勝手に決めてるんですよ。
「今日はとろみパールベージュでお願いします!!」
「ホワイトセピアブラウンカラーか、ホワイトミルクティで迷ってます。」
「セピアグレージュとヨーロピアングレージュって何が違うんですか??」
・・・。・・・・・・。
全部わからん。色の想像つかない。
この美味しそうな色の名前たちは美容師が勝手につけてるから、他の美容師は名前聞いただけじゃ、チンプンカンプンなんですわ。
ちなみにカラー剤を組み合わせた名前ならなんとなく想像つきますけどね。
アッシュベージュ(アッシュ+ベージュ)
ピンクブラウン(ピンク+ブラウン)
とか。
これならお客さんに薬の名前を聞かれても恥ずかしくない。
仕上がり時に
「このカラーなんていう色なんですかぁ??」って目を輝かせて言われても、
宝石みたいな名前思いつきませんからね。
あ、ドヤ顔でいうの恥ずかしい。
ちなみにパーマの名前も。
「スイングパーマかけれますかぁ??」
(スイングパーマとは・・・。初耳です。無理かな。)
パーマも名前じゃなくて仕上がりで決めましょう!
明確なやりたい色があるなら画像を見せるべし
言葉だけではピンポイントで色を作るのは難しい。
本当にこだわるなら、画像見ても難しいんだから。
ちなみに加工してある写真と、『ブリーチなしで作る〇〇』には気をつけましょう。
彩度を調整して色味を鮮やかに見せてる写真や、
過去にブリーチしてるだろ!!っていう写真とか溢れているので、
それも担当者に相談しましょう。
「ここにブリーチなしって書いてありますよ!」って言われても染める髪が違えばできないのです。
ちなみに明確にゴールがなくて、ざっくり「〇〇系の色味で」とか「似合う感じで」とかオーダーでもオーケー。
明るさや、好みを聞いてお客様に合わせたオリジナルの薬剤を調合します。
山田は結構こっちの方が好き。
画像を見せられて同じ色を目指すのも技術者として燃えますが、
『好きな色味』、『嫌いな色味』、『どこまで明るく(暗く)していいのか』とかを聞いて作る方が、なんとなくプロの美容師っぽいから。
そんで次回のカラーで「前回良かった!」とか「前回よりもうちょい暗く」とかでお気に入りの色を目指したい。
絶対カラーの名前を付けたほうがいい??
そりゃ全部『ヤマダオリジナル』ですよ。
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