
びっくりドンキーって知ってますよね?
ハンバーグのチェーン店みたいな。
この間、家族で行ってきたんですよ。
普通においしくいただきました。
んで、そこで思い出した話なんですけど、
びっくりドンキーの前身のお店が盛岡にあるらしく、そのお店の名前はハンバーガーとサラダの店「べる」。
そこの初代店長の佐々木さんって方が定年後、11年間ドアマンとして働いていたそうな。もう3年位前に引退されてそうなので、そこに行ってもお会いすることはできないですが。
何年か前にちらっとテレビで見ただけだけど、
(チェーン店にドアマン!?)という衝撃を受けました。
ドアマンって格式の高いホテルやレストランくらいしか聞かないけど、チェーン店に!?
映像を見る限り、とても気持ちのいいあいさつと働きっぷりだなと感じましたね。
定年後だから60歳過ぎてるけど、きびきび動くし、働く姿は見習わなければなりません。
ドアマンって重たいドアを開けるだけじゃないんですよ!
僕は7年前くらいにホテルマンとして働いてたんですよ、半年間だけ。
ドアマンではなく、ベルマンですけどね。
ドアマンもベルマンも仕事内容のかぶるところもあり、
ホテルの玄関ですから、暑い夏の日も、台風の日も、雪の日も気持ちのいい挨拶は基本で、
お客様の顔と名前を覚えたり、荷物の持ち運びだったりっていうイメージだと思います。
もちろんそれが仕事ではあるんですが、
ドアマンとかベルマンって目の前のお客様がなにを求めているのかっていうのを察することを常にしているですよね。
ホテルといっても泊まりに来るお客様だけではなく、
レストラン、パティスリー、アフターヌーンティ、ジム、スパ、結婚式、ミーティングルームなど利用目的は様々で、
お客様がどこに行きたいのか、何を求めているかというのを行動と服装を見て一瞬で察する能力が重要なのです。
軽装でバッグも小さいお客様に対して
「チェックインですか?」
では、ただの空気読めないやつなので、見極めが大事!
いつもジムの常連のお客様がいつもと違う表情だったりしたら
(どうしたんだろう?)
と、なにか変わったことがあったのだろうか?と気を留めたりすることも必要なのかなとも、思ったり。
接客メインのお仕事っていうのは空気を読むってことがホントに大事。
あとは知識。
「わかりません」というのをできるだけなくすことが大事なのです。
チェックアウトしたお客様からごはんがおいしいお店を聞かれたりするので、
説明するためには、まず知識を自分の中に入れなければならず、
周辺の情報、飲食店、ランニングコース、バス乗り場、デートでおすすめな場所や、工事中だから通れない道なども頭に入れておく必要があったり。
知識はあればあるだけいいのです。
あるお客様に、大人の男性が楽しめるお店を教えてくれ、と言われました。
つまりキャバクラとかだと思うんですけど、
僕は行ったことがなかったので説明できませんでしたが、いろいろ自分自身が行っておすすめを言えるくらいちゃんと押さえておくべきでしたね!!(笑)
説明が長くなりましたが、11年間もドアマンを務めた佐々木さん。
きっとその地域の名物おじ様だったことでしょう!
そんなみんなから愛されるドアマンって素晴らしいなって思います。
美容師を引退したらroomRoomのドアマンやって水島町の名物じいちゃんを目指そうかなぁ。
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