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美容師について。後編

さて、後編です。

前編では美容師も不器用だし、僕は人見知りだよってとこで終わりましたが、

今回は世間の考えと比べてみましょう。

 

学校や、会社では【染髪禁止】というルールもあるところもあると思いますが、

美容師側は逆に【髪染めて素敵になりなさい】的なルールがあるような気がします。

(明記されてませんが。)

学校では”黒髪が一番清潔”って言われているみたいで。髪を染めることは禁止。

会社でも特に男性は黒髪短髪!それ以外なし、って思っている人が多いし、実際そう。

 

その証拠に僕が髪を長くしてパーマをかけていた時、息子を保育園に送りに行った時の話ですが、

5歳の女の子に

「おじさん、髪ぼさぼさだけどそれで仕事行くの?」って言われてしまいました。

もちろん敢えてのボサボサ感です(笑)

女の子には寝癖に見えたのでしょうか。悲しいです。3年位前の出来事ですが忘れられません(笑)

それくらいの女の子でも「仕事をする人は短髪でビシッと!」という考えがあったのでしょう。

でも改めて言おう「これでしっかりセットしてるんだよ!」と。

 

学校の規則でも美容師が改めてみると「?」な部分が多いです。

・2ブロック禁止。

これに関しては直接説明してほしいくらい理解できません。

たまにオーダーされるんですけど、

「禁止されてるのでバレないように2ブロックにしてください」と。

切る側の立場からすると禁止の意図が知りたいのです。

内側の刈り上げがダメなのか、上からかぶっている毛がダメなのか。

どこまでがダメなのか。。。

だれか説明できる人求ム!!(切実。)

 

・染髪禁止、なのにもともと茶色い髪の人は黒に染められる。

ニュースになったのは1年位前だったでしょうか。大阪の高校だったかな。登校拒否になってしまったという。

美容師としてはホントに悲しい。

これも、黒髪=正しい、っていう間違った考えが招いた事件。

(全国ニュースになったことで校則を変えたところもあったそうですが。)

 

清潔感を保つためにって、当時、僕が高校だったときは先生が言っていましたが、髪の清潔感だけで言ったら、

・2か月に1度は美容室、理容室に行きましょう(髪が多い人は月1。)

・朝はジェルでセットしましょう。

・髪が傷んだらトリートメントをしましょう。

・髪がまっすぐすぎる人は毛先にパーマをかけましょう。

とかの規則の方が清潔感は確実に上がる気がするんですが。

 

そんなことを思ってしまうのも美容師ならではなのでしょう。

 

髪型に限らず、世間では「?」のルールありますからね。

髪のことだけ言ってもしょうがないのですが。

 

実際、自分も校則では髪染めるの禁止だった時は特に深く考えず、

「そりゃそうだろ」と思ってたけど、いざその世界から抜けたら、あの時の規則はなんのために合ったんだろうとふと思うものです。

 

逆に会社員の人が美容師のルールを教えたらきっとそう思うんでしょう。

昔働いてたお店では、女性スタッフの髪形はショート。理由は髪が短いほうがバリエーションが多く、おしゃれに見えるから。ということしたが、そこを辞めてからふと考えてみるとやはり疑問を感じてしまいます。

 

中にいると気づかないもんですよね。

 

そういう意味ではやっぱりちゃんと外の世界も見ないとダメなんだなと思います。

柔軟に柔軟に。