新年度、新潟に引っ越してきた方もいるでしょう。
ようこそ新潟へ！！
そんな新潟についてまだわからないことだらけの方へ、山田が新潟を勝手に紹介していきましょう！
(※勝手に言ってるだけなんでクレームは受け付けません。)
主に新潟県ではなく、新潟市あたりの話になりますので、新潟初心者の方どうぞ！

方言

新潟市にはワードの意味を理解できないくらいの方言ってあんまりないような・・・。
県境あたりは下越も上越もはまあまあある気がする。
とは言っても、新潟市内の人も年齢を重ねれば重ねるごとに方言が強くなっていく気はしますね。
敬語ではでないけど、プライベートで気を許した相手とかにでたり、発音では標準語とはちょいちょい違ったりはしますね。方言が出るってことは、若干乱暴に聞こえるような気もするけどそれは無駄に気を使ってない証拠だったりします。本人に悪気はありません。慣れましょう。

メジャーな方言リスト

• 「そうだよ」→「そうらよ」(“だ”を“ら”に置き換える傾向あり)
• 「そうなんだよね」→「そうなんて」、「そうなんさ」
• 困ったときのつぶやき→「やいーや・・・」
• 「とても○○」→「ばか○○」、「しかも○○」
• 「そうですよね」→「そういんて」、「そうやんて」
• 「ありがとう」→「ありーがと」
• 「めっちゃありがとう」→「ありーーーーがと！」(りーを伸ばせば伸ばすほどに感謝してる)
• 同意の意、「だからさ」「そうだね」→「だっけさ」(比較的若い人がいろんなところで使います)
• (車の)教習所→車学(しゃがく)
• 職員室→教務室

こんな感じ。
書き出すといろんなのありますね。
一応、頭に入れておきましょう。

町でおばあちゃんが「やいーや、困ったわぁ。」とつぶやいているときに助けてあげたら、「ありーーーーーーーーーがと！」(大感謝の意)と感謝されることでしょう。

おためしあれ。

地名

地名も発音も独特なところが多いかも、です。

亀田製菓で有名な【亀田】は単体だと『かめだ』(『かめだ×』)ですし、【新津】は『にいつ』(『にいつ×』)です。
新潟市に住めばたまに行くことになるであろう【古町】は『ふるまち』(『ふるまち×』)です。(雪が)降る街と古町の発音一緒。【雪が降る街、古町】と覚えましょう。(いま思いつきました)

地名のイントネーションで地元育ちと県外育ちの人では違いが出るので、地元民と発音が違うと「あ、県外の人？？」って言われます。
でもそれは間違いを指摘しているわけではなく、「最近新潟に来たんですね？ようこそ！」の意味です。悪く思わないでください。挨拶と一緒です。

あとよく、言われるのは

と、いう流れ。

嗚呼、私としたことがお店の正式なブログで方言が出てしまいました。かんべかんべ。(謝罪の意)

気を取り直して読みづらい新潟の地名問題です。
なんて読むでしょうか？

• 新発田
• 逢谷内
• 姥ケ山
• 一日市
• 鳥屋野
• 女池
• 長潟

正解は・・・(上から)、【しばた】、【おうやち】、【うばがやま】、【ひといち】、【とやの】、【めいけ】、【ながた】でした。
ほかにもたくさん読みづらい地名がありますけども、覚えておくとなんとなく地元民と話がスムーズでしょう。

あと、新潟市内に住んでいる人も新潟駅付近に出かけることを「新潟に行く」って言いますし、

江南区にあるショッピングセンター、【イオンモール新潟南】のことを【亀ジャ】っていう人もいます。(ジャ=ジャスコ。イオンの前身、ジャスコ。亀田のジャスコ。略して亀ジャ。亀田にジャスコが存在したことなんてなかったのに。)

ちょいちょい謎なことがありますが、地名はこんな感じ。

食べ物

新潟は有名な食べ物が多くありますね。
とりあえず知っておいた方がいいものはこちら。

• 米
• そば
• 海鮮
• 黒崎茶豆(枝豆)
• 越後姫(いちご)

ここらへんは抑えときましょ。
料理にするまでもなく素材が美味い。

食べ物のジャンルで言えば、ラーメン屋さんやパン屋さんもいっぱいあるし、タレカツやすしの弁慶やバスセンターのカレーは有名なので話の種に一度どうぞ。みかづきの《イタリアン》や祭りで売られるポッポ焼きも地元民には根強いです。

定食屋さんと居酒屋さんはホントどこいっても大体おいしい！
僕はお酒が飲めないんですが、日本酒はかなりおいしいらしいです。

新潟のいろんなお店を体感しましょう！

気候

日本海側に位置する新潟は冬には雪が降ります。
地元民の感覚だと、
うっすら積もったくらいは、「あんま降ってね。」
5～10センチくらいの積雪は「ちーっとばっか積もった。」(すこしばかり積もった)
20センチは「積もったね。」
50センチ以上は「！！！！ばか積もったて！！」(「しかも積もったね」)
です。

昔の新潟市の感覚だと、冬の間は積雪0センチから20センチを繰り返していたイメージでしたが、ここ数年は一晩で50センチくらい積もったりして、その後全く雪が積もらないこともありましたね。今年はそんな感じでした。

冬の間はほぼ毎日雪か雨が降ります。青空が見えることはあんまりありません。でも空がねずみ色だろうと雪、雨が降っていなければ【晴れ】と表現します。
雨、雪が多い分湿気が多いので東京に住んでいた時より、肌の調子が抜群にいいです。
新潟の冬に必要なのは加湿器より、【除湿器】です。
縮毛矯正をしている方は、梅雨前と雪が降る前にかけましょう！

ちなみに「海が近いから夏は少し涼しいんでしょ？」と思われている新潟の夏ですが、普通に暑いです。最高気温は35℃とかいきますし、真夏の昼の砂浜は暑すぎて踏めないくらい。

僕の中では、春は3月中旬～6月中旬、夏は6月中旬～9月いっぱい、秋は10月から11月中旬、冬は11月中旬から3月中旬。
過ごしやすい秋は1か月半しかないので、秋服が好きな僕にとっては残念ではあります。やいーや、まいったて・・・。

最後に

「コストコがない！」「IKEAがない！」「アウトレットがない！」「動物園がない！」と言われ続けている新潟ですが、海、川、山の自然はあるし、キャンプやスキーもいけるし、美味しい食べ物屋さんだって多くあります。
新潟のプロサッカーチーム【アルビレックス新潟】のホームの試合が行われるデンカビッグスワンスタジアムだって自転車圏内。(がんばれば徒歩圏内)
新潟駅もいろいろ言われてるけど、きっと今よりは断然良くなるはずだし、このあいだ県外から来た人は新潟駅のできたばかりのお土産屋さんを大絶賛していました。

まぁ、近場に観光する場所はあんまりないけど、新幹線で東京まですぐだし、飛行機でいろんなところにも比較的すぐいけます。

地元にいると見えないことばかりですが、一度県外に住んでみると新潟のいいところが再発見できます。僕はそうでした。
やはり新潟の食べ物は最高です。自然も。アルビも。

アイシテルニイガタ。

そんな愛すべき新潟に一時的に住む方も、ずーっと住む方も新潟の生活を楽しみましょう。

では！

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