
はじめに
ちょっと前にパーマのブログを書きまして、それがまあまあ読まれています。
かぶる部分もありますが、復習ってことで。
興味ある方どうぞ。
僕の感覚では10年前と比べるとだいぶかける人が少なくなったなという感じ。
ただメンズでかける方は少し増えましたかね。
コテを自分でうまく使える人も増えましたし、そんな方は好きなタイミングでコテを使っちゃえばいけますしね。
コテより、パーマの質感が好きだったり、朝濡らす習慣がある人はパーマをやったりする人も多くいらっしゃいますね。
最近山田がパーマをかけまして、パーマのリアルをお伝えします。
パーマをかけただけで完成じゃない
画像で見ていきましょ。
「もしゃもしゃにしてくれ」と言って、薬とロッドは自分で指定しました。カットはしてません。



写真で見たら一目瞭然ですが、濡れてる時が一番カールが強いです。
乾かすときは、寝れている状態のときに粗めのコームでとかして、くしゃくしゃしながら乾かしたのが、これ。
どう頑張っても乾いたときは根元のパーマ感は弱くなります。
手ぐしをいれたり、ドライヤーを強風で乾かしたりするとカールが取れやすくなり、本来は根元からパーマがかかっているのに毛先だけしかパーマ感がでません。
そんな感じです。
次の日から・・・
さっきのはパーマ当日なので、実際は美容師がいい感じにセットしてくれてるじゃないですか。(オーダー通りになったとして。)
んで次の日以降は、ご自身でスタイリングすると。
多くの方は夜シャンプーして、乾いた状態で寝ますよね?
んで起きた時がこちら。

パーマ感どこいったの?とパーマ初心者は言うのです。
「パーマが弱くてー」ってパーマ初心者は言うのです。
「パーマがうまく出せなくてー」とスタイリング時に濡らさない人は言うのですが、
先ほど書いたようにですね、濡れているときが一番パーマ感が出るんですよ。
この髪をびしょびしょに濡らすと

こうなる。これ濡らしただけ。
ここからようやくスタートなんですよ。
ウェーブを出したいところからちゃんと濡らして。
このウェット感が好きならタオルドライをよーくして、そのままワックスを。
根元はふわっとさせたいのなら根元だけ乾かして毛先が半乾きのときにスタイリング剤とか。
流れを作りたいのなら手ぐしをしながらドライヤーしてもよし。
パーマをしてどうしたいのか?っていうのが明確だとよりいいですね!
ただ『パーマをかけたい!』っていうだけだと、ウェーブ、カールを生かせずにパサつきが増して終了なので、まずは朝濡らしてがんばって。
よりスタイリングを楽しむのなら、
ウェット具合やスタリング剤の種類(ワックス、ムース、バーム、スタイリングオイル、ジェル、グリース)をいろいろ試してみましょう。
最後に
今回はパーマについて書きましたが、めっちゃ推してるわけではありません。
つや髪を目指している方はストレートヘアのほうがおすすめですし、スタイリング時に濡らさない人はきれいにウェーブ出ないですし、縮毛矯正やブリーチをしている方はほとんどの方がお断りされると思います。
美容師からするとパーマって素材を作ることしかできないので、結局その素材を生かせるかはお客さんのスタイリング次第です。
パーマを辞める理由の一つとして、《朝濡らす》というのが時間がなかったり、面倒だったりするみたいですが、
今回のブログでパーマのリアルを知って、それでもかけたいならぜひどうぞ。
僕はスタイリングと持ちがよくなりました!
では!