
※2025年12月再編集
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はじめに
美容師って、カットやカラーなどの技術で判断されがちですが、実は一番大事なのはカウンセリングだと思っています。
もちろん、髪型は最低限お客さん自身が決めるものですし、急いで決めてほしいわけでもありません。
ただ、施術時間には限りがあるので、ある程度あらかじめ考えておいてもらえるとスムーズですよ、という話です。
「あの人と同じ髪型にしたい!」と思っても、髪型って厳密に言えばまったく同じものは存在しません。
同じ名前の髪型でも違いがありますし、仮に同じ形になったとしても、
- 顔のパーツ
- 顔の形
- 首の長さ
- 髪の太さ
- くせ
- スタイリングの有無
こういった要素で見え方は大きく変わります。
それがおもしろさでもあり、同時に難しさでもあるんです。
そうしたことを説明しつつ、お客さんの希望を聞き、こちらから提案する。
それがカウンセリングです。
事前に「方向性」だけでも決めておいてもらえれば、カウンセリング自体はそこまで難しくありません。
初回でお客さんの感覚をすべて把握するのは無理
「かわいい」「かっこいい」だけでなく、
「短い・長い」「重い・軽い」といった感覚も人それぞれ。
その感覚を知るのも、美容師側から見たカウンセリングの大事な役割です。
……なのですが、初回からこんなことを言われることがあります。
いい感じになれば何でもいいです。
髪型には疎いので……。
なるほど、なるほど・・・。
ただ、初回は
- お客さんの「なんでもいい」の幅
- お客さんにとっての「いい感じ」
この2つを知る必要があります。
憧れの美容師に切ってもらって
「この人に切ってもらうなら何でもいい!」
という方は別として、たいていはありますよね。
「これはいい」「これはイヤだ」くらいは。
なので確認の意味も込めて、こんな質問をしてみたりします。
なんでもいいなら、坊主いい感じだと思いますが、どうですか?
すると、
いや、坊主は……。
ってなる。
ほらね、なんでもよくないでしょ?って話です。
さらに、
僕的には短いほうが似合うと思うんですけど、刈り上げとかって抵抗あります?
と聞くと、
刈り上げもちょっと……短すぎは……。
ほらほら。
「なんでもいい」どころか、ちゃんと自分の中のOKラインがあるんです。
もちろん、それを引き出すのも美容師の仕事なので、決まっていなくても全然いいんです。
ただ、最初にOKラインを少しでも教えてもらえると、無駄な提案が減ります。
※坊主は極端な例ですけどね。
たとえば、
- 奇抜なのはイヤ
- 2ブロックがいい
- 校則で2ブロック禁止
- 会社の規則で派手なスタイルはNG
- 結んだときにおくれ毛が欲しい
……などなど、何かしらヒントをください。
まあ、言ってくれなければこちらから質問するだけなので、結果は変わらないんですけどね。山田の場合は。
美容師によって対応はさまざま
一口に「美容師」と言っても、本当にいろんなタイプがいます。
- 自分の得意・好きな髪型をゴリゴリ提案する人
- 今の流行に合わせてくる人
- お客さんの服装や雰囲気からスタイルを作る人
そして、あまり大きな声では言えませんが、
- 早く終わらせることを目指して
- 適当に量だけ調整して終わらせる
……という美容師もいます。
なので、最低限の要望は伝えたほうがいいと思います。
※これはカウンセリング以前に、お店選びの問題かもしれませんが。
カウンセリングの時間について
カウンセリングの時間は、お店によって本当に違います。
多くの場合、「カット」という枠の中にカウンセリングが含まれているので、
特に低価格帯のサロンでは、かなり短いことが多いです。
- 「カウンセリングは1分で終わらせなさい」というお店
- 「5分で終わらせる」というお店
ほとんどが10分以内じゃないでしょうか。
うちは初回は最大30分と設定しています。
なので、
- 悩みをしっかり聞ける
- 今回で解決できるのか
- 通うことで解決できるのか
- そもそも解決できないのか
こういったことを丁寧に説明できます。
こちらも迷いなく技術に入れます。
※カットだけの場合は通常30分もかからないのですが、ゴールが決まったら迷わずにカットできます。余った時間は
「もっとこうするとよくなりますよ」
という説明に使うことが多いです。必要であれば。
お互いが納得してから技術に入ることが大事です。
今後も担当させてもらう前提だからこそ
roomRoomでは、「今回限り」のお客さんよりも、
「今後も担当させていただく」ことを目指しています。
だからこそ、過去の自分の技術が原因で、
今後の施術が難しくなることはできるだけ避けたい。
たとえば、初めてブリーチをするとき。
- ブリーチすると色落ちが早い
- ブリーチ部分にはパーマや縮毛矯正ができなくなる可能性がある
ってことも説明しますし、
暗く染める場合も、
- 今後ブリーチするとムラになる
- これから明るくする予定はないか
こういった確認は必須です。
また、
できるだけ量を減らしてください!!
根元が重いです!!
と言われた場合も、こんな説明をします。
量はいくらでも減らせるけど、
短い毛が増えるからパサつきやすくなるし、
根元から減らしすぎると、数か月後に一気に膨らむよ。
あんまりおすすめじゃないけど、どうする?
希望を叶えるためにリスクがある場合は必ず説明します。
その上でやるかやらないかは、お客さんが決めればいい。
それを説明せず、その場の要望だけ叶えてしまって、
数か月後に来店したとき、
なんかパサつくし、髪が膨らむんですよ!
って言われたら、
「そりゃスカスカだし広がるよ……」
「って前回切ったの俺じゃん!!」
となるわけです。
今後も担当する前提のサロンは、
自然と自分の技術に責任を持つ設定になります。
お客さんもリスクを理解した上で決めるので、
説明したことは次回も覚えてくれている方がほとんどです。
やっぱり、「お互いが納得」することが一番大事。
最後に
正直、丁寧なカウンセリングも美容師との相性はあると思います。
- 「それ聞く必要ある?」と思う方
- 「細かく聞いてくれて丁寧!」と感じる方
正解はありません。髪に対する価値観の違いです。
初回はお客さんも探り探りなので、
トリートメントなどのプラスメニューの提案を
「売り上げ上げるためでは!?怪しい・・・。」と感じる方もいると思います。
ただ、それが今後のことを考えている美容師にしか分からない大事な提案だったりもします。
聞かれたことには、ぜひ正直に答えてください。
そのほうが、間違いなく今後がスムーズです。
たとえば、
トリートメントしたいけど、今月は金欠なので今回は大丈夫です!
これくらい正直に言ってもらえるほうが、個人的にはやりやすいです。
お客さんの立場としても、
- カウンセリングは一瞬で終わらせてほしい人
- もっと話を聞いてほしい人
この両極端があるので、難しいところではありますが。
美容師的には、初回に大事なことを聞いておけば、
回を重ねるごとに、
- 「いい感じ」
- 「短め」
- 「いつもの感じ」
といった基準が共有できて、どんどん楽になります。
なので、最初の2〜3回だけ、ちょっとがんばってください。
では!
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