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小話
最近は朝晩めっきり寒くなってきたので、シャンプー台にそろそろホットひざ掛けをだそうと思っています。
ぬくぬくしながらシャンプー、ヘッドスパをすると爆睡する人が増えるのがこの季節。
今季も大人の寝かしつけをしていきます!
安眠サポート会社 代表 山田直樹
CMの謳い文句について
CMのキャッチフレーズとかって心躍りますよね!
『カワイイ、はつくれる』
『日本の女性は美しい』
とか、イメージしやすくて、洗練されわかりやすいフレーズ。
、で買って使ってみて、最初の方は「香りもいいし、なんだかいい気がする!いつもと手触りが違う感じもするし!」と1週間ほど使ってみると、『ん??よくなった・・・か?たいして今までのと変わってないような・・・。』みたいな感じじゃないですか??
カラー、パーマ、アイロン・・・、ほとんどの人が髪を傷めてしまっているこの世の中で、市販の商品で髪をキレイに見せるのはなかなか難しいような気がしますねぇ。
美容師の見解を書いていきましょう!
夜間に浸透、保湿

「夜間に浸透、保湿。」みたいなのありますよね?聞いたことあります?
コレは絶対ないですね!
夜間って寝てる時ってことですよね・・・??
お風呂でつけたトリートメントを流して、ドライヤーで乾かした後に…浸透するわけなくないっすか??
トリートメントは髪につけてる時に時間を置いたり、タッピングして浸透、保湿をさせるんですから、流して乾かしてその後髪の中まで浸透するわけないですからね!
夜、寝てる間は普通、乾燥が進みますので“浸透、保湿”に期待してはいけません。
※べたべたにつけたまま寝たら浸透するかも!? でもやっちゃダメ、絶対。
〇〇成分配合

よく書いてあるのを見るんですけど、
「植物由来成分配合」
「〇〇エキス配合」
とかね。
正直なところ、それがいい成分がどうかも理解できないくらい聞いたことなくないっすか??
普通に考えて、わざわざ書くくらいだからいい成分だったとして、それってどれくらいの量入っているのか問題も発生します。
配合されてるっていうのは、ドラム缶の量に『一滴』入ってるだけでも《配合》って書けるわけで。
大事なのは《濃度》なんです。
例えば、ここ1、2年くらい山田が注目してる成分は『ヒト幹細胞エキス』、『植物幹細胞エキス』なんですが、少しでもはいってりゃいいってわけじゃない。
それが何%入ってるかが重要ってことです。
その何%が書いてあれば自信を持ってる証拠でしょうし、書いてなければ超微量だと思ってもいいと思います。
いい成分だったらいっぱい入ってれば比例して値段は高くなりますね。
何が言いたいかというと・・・まとめます!
- 商品には《メーカーが推してる成分》が書いてあるが、濃度が重要!
- 濃度が高ければ料金も高いし、濃度が薄ければ料金も安い
- よって安いもので良い商品はない。だから値段もいいものを選ぶ基準になるよ
です。
最後に
若い子でカラー、パーマ、アイロンしてない直毛の健康な髪なら、市販の洗浄力の強いシャンプーをつかってもそんなに問題はないでしょう!
ただ、パサつき、色持ち、頭皮の乾燥とかを気にする方で『適したもの』を探すのなら美容室で悩みに適した商品を探したほうが手っ取り早いです。
ちなみに現在の髪、頭皮に問題がなくても、将来『できるだけ髪、頭皮を老化させたくない』という想いがあるのなら市販のシャンプーはおすすめしないです。
はっきり言いますが、安くていいものってほとんどないので安いものなら“ある程度”で満足して、“よりよく”を目指すのならお金をかけることで解決しそうです。
「年とったら白髪は増えるし、薄毛になるものだし。遺伝通りで全然オッケー!」って人ならシャンプーにお金をかける必要はないですからね、結局何を求めるかは本人次第ですね!
ぜひ参考に!
では。