前回はまじめにブログを書いたので通常モードに戻りますよぅ。
よろしくお願いします。
さて、今回は美容室の商品購入について。
美容師たちは店販(てんぱん)とか言ったりします。
雇われているときは売った分の手当てがついたりするので、給料の少ないアシスタント時代は「誰かなんでもいいから買ってくれー」という想いもあったり。
邪(よこしま)な考えですね(笑)
だって店販ランキングが毎月発表されるから【店販売り上げ¥0】とか恥ずかしいし。
今はいろんな経験を経て全く考えが変わって、
売るというより、商品を紹介したり商品の使い方を伝えるような感じです。
「必要としているならどうぞ。」
くらいな想いです。
なんなら、いままでホームケアアイテムを値段で決めていた方には(ようやくスタートラインも立ちましたね。)くらいの気持ちもあったりします。
買ってほしいわけじゃないけど、使ってほしい。
でも市販のものと比べるとやっぱり高いので、その価値観を感じれるかはお客さん次第なので、僕は説明をするだけ。
求めるスタイルや質感に合ったものを伝えています。
美容室で扱っている商品でお客さんに知られてないけど、悩みを解決できるものも結構あると思うんですよね。
なので必要そうなお客さんがいたら紹介はします。
例えばオイルで。
オイルつけてるんですけど濡れ髪っぽくならないんですよー
ってなったときに可能性は大きく二つあって
使ってる商品がそれ用じゃないor商品は合ってるけど使い方があってない、です。
んで商品は合ってるけど使い方があってないときは使いかただけ説明しますし、(つける量とかつける場所とか。)
使ってる商品聞いて(それじゃ求めた質感にならないぞ!)ってときは
それだとトリートメントオイルなんで濡れ髪っぽくはならないですね。うちの商品だとこれですねー。濡れ髪にするならスタイリングオイルなんですよー
とか言ってエヌドットのオイルとかを見せるわけですね、あとはバームとか。
ホント紹介だけしてる。
知らなかった人は「え、オイルにも種類とかあるんですね、知らなかった。」とかなって、
そのあと仕上げの時につけたりしてお客さん自身にチェックしてもらえるじゃないですか。
それで値段とか、香りとかつけたときの求めた質感とか確かめてもらって、納得したら買えばいいし、納得しなければ買わなければいいのです。
何度もいいますが買ってもらうのが目的じゃないんで買わなくてもショックではないです。
お店の商品をお客さんが買ってくれると美容師側にもメリットがあって、担当しているお客さんが何の商品を使っているか把握しておくと今後のアドバイスがしやすくなるんです。
カラーの色落ちが早いんですけど、どうしたらいいですか??
ってよくある質問ですが、普段と変わらず生活してて(プールとか海とか除いて)、
色落ちが早い主な原因は、
- シャンプーの洗浄力が高い
- 髪洗った後に濡れたままいる時間が長い
- アイロンの温度が高い
です。
その3つの中で、シャンプーは買わないと解決できないですよね。
濡れたまま寝たりとか、アイロンとか200℃とかでやってたら、いくら適したシャンプー使っても無駄ですが、
えー、市販のシャンプーってよくないんですか?アイロンしないし、すぐ乾かしてもいるのにー。
ってなったら他のシャンプーを試す価値はありますね。
この時の僕の気持ち的には、
(色持ちをよくしたいなら使う価値はありますよ。いくつか種類があるので必要なら説明しますし。)
みたいな気持ちですね。
まぁでも、お客さん自身が納得したものを使うのが大事なのです、値段とか質感とか。
市販のだと、試すことができないじゃないですか、だからパッケージの雰囲気とかCMで決めちゃって失敗するパターンが多いですよね、聞いてると。
だから美容師は仕上がりの質感でおすすめするパターンが多いですかね。
最後に
世間ではよく聞くんですが、
美容師からおすすめの商品を聞いて、Amazonとか楽天で安く買う人っていると思うんですけど、やめた方がいいですね。
偽物の可能性やめっちゃ古くなってる可能性がありますね、在庫処分的な感じだったり。
5年前のものとかだったらどうします??
ひゃー!!
いや、でもホントにあると思います。
だから、
この間、おすすめされたシャンプーをネットで買ったんですけど、イマイチでした。
とか言われても、そもそも正規品かもわからないので、こちらとしても他店で買われたものに関しては責任は背負えません。
商品説明を受けた美容室で買うのが一番安全ですよ、売った側も(お客さんどう感じたかなー??)って責任感じるんで。
ということで、
ホームケアアイテムも重要なので、安全なアイテムを使っていきましょう!ってことでした。
では!